9月研修例会を9月26日(水)に35名の参加者により、日頃行くことのできない場所へ出かけ、体験することでメンバーの知識と教養を高めることを目的に開催しました。
最初の目的地である茨城県にある「航空自衛隊百里基地」へ向かい、基地の正門前から航空自衛隊の広報担当者がバスに乗り込み、基地の歴史や部隊の特徴などを案内していただきました。
次は格納庫に通され、ファントムのコックピット内を現役のパイロットの方に説明され、目の前で活動する航空自衛隊の飛行機を観覧し、離発着時の爆音浴を体験。軍事機密の中にいることを肌で感じる良い経験でした。
最後の目的地は「霞ケ浦導水事業施設那珂機場」。昭和58(1983)年から工事を開始し、現在も工事中の一大国家プロジェクトでありますが、そのスケールの大きさと莫大な費用に、興味のなかったメンバーも熱くなったことでしょう。納税者として行政の行う事業のチェックに必要性を感じたのではないでしょうか。経営者の視点で事業を観察する良い機会でした。
今回は、首都圏防空の要である航空自衛隊百里基地の見学を行い、国防に取り組むための組織マネージメントを学び、また、霞ヶ浦導水事業の施設見学を行い、首都圏水資源の安定確保の重要性を体験することができた大変有意義な例会となりました。
(広報DC委員会 委員長 高村 典宏)