
本例会は、青年経済人としての教養を高めるための研修を目的としています。そこで、那須どうぶつ王国総支配人の鈴木和也氏を講師としてお招きし、セミナーを行いました。
今回のテーマは「那須どうぶつ王国!営業の秘策とは!?」です。
はじめに、那須と聞いて連想されるのが、福島第一原子力発電所の災害による風評被害です。
放射能の影響で那須を訪れる人は大きく減少しました。さらに鈴木和也氏が総支配人に就任した平成18年には、那須どうぶつ王国は多額の負債を抱えていました。その状況の中、那須どうぶつ王国は来園者数を増加させています。
その背景には、苦渋の決断や涙ぐましい努力が数多くありました。また、これらの偉業をなしとげた秘訣は鈴木和也氏の「お客様に喜びと感動を与えたい!動物とふれあって癒してあげたい!!」という強い思いが一貫していたからだと感じました。
このような研修を通して経営の戦略や戦術はもちろんのこと、強い理念を持つ大切さを学び、自企業の発展に繋がる有意義な例会となりました。
総務広報委員会 委員長 齋藤 健吾