
今回は2月に発売された著書「越境せよ!」が好評で宇都宮出身の42才、株式会社ザ・スリービー代表取締役の石田和靖氏をお招きしました。
会計事務所勤務時代に多くの外国人経営者との交流を持ち、海外に興味を抱くようになり、とりわけ、アジア諸国、中東をまわるようになり、そこでの日本製品の人気、日本の中小企業の可能性を目の当たりにし、起業を考えたそうです。
講演の中で印象に残った言葉は「動いてみないと、何がわからないのかが、わからない」との言葉でした。
考えることから始めていては、今の時代、動きに乗り遅れてしまうということです。
石田氏の運営している、カフェであれ、ネットTVであれ、新興国起業塾であれ、現場をまわることで、強くニーズを感じて始めたそうです。
石田氏は言います「越境せよ!」とは海外に行くことではなく、既成概念を壊し、自分の殻を破ることだと。後半の児玉会長とのトークセッションも好評で、学生時代、自堕落な生活をしていた石田氏がいかに起業したか、2、3時間講演がどのようにして行えるようになったかを楽しく語っていただきました。
あと8年足らずで世界人口の7割以上がアジア人となることを考えますと、これからの経済の中でのヒントをいただけた例会となりました。
拡大研修委員会 委員長 横尾憲一